価格: | ¥3740 |
著者: | 量義治 |
出版社: | 新地書房 |
発行年月: | 1989年11月 |
ISBN: | 9784880181356 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
著者は埼玉大学教授として哲学を講じ、特にカント哲学に造詣が深いが、同時に関根正雄氏に師事する熱心な無教会キリスト者である。本書は内村鑑三のいわゆる無教会二代目、塚本虎二、三谷隆正、矢内原忠雄と三代目の関根正雄の四氏を論究することによって無教会とは何か、を歴史的に考察し、更に「アジアのキリスト教と無教会の使命」と題して教団の神学を「戦責告白の神学」とし、韓国の神学を「民衆の神学」と位置づけ「無教会の神学」と対置してきびしく批判している。