ワープロのデータ、表計算ソフトのデータ、グラフィックソフトのデータ、データベースソフトのデータ…。ひとくちにパソコンのデータと言っても、各分野ごとにさまざまな種類があり、アプリケーションソフトによってデータの形式も違っている。さらにＭＳ-ＤＯＳ、Ｗｉｎｄｏｗｓのデータと、Ｍａｃｉｎｔｏｓｈのデータは、データの形式に基本的な違いがあり、両環境でデータを交換するには、多少の知識とテクニックを要する。複数のアプリケーションを使ったり、複数の環境のパソコンを使ったりする必要のある人にとっては、データを変換する作業は不可欠のことである。本書は、ワープロ、グラフィックなどの代表的なデータ形式をとりあげ、それぞれのデータ構造の違いと、データ交換のノウハウを紹介するもので、この一冊でパソコンのデータのしくみがよくわかる、必携のハンドブックだ。