自らゲームを制作し、プログラミングの著作物を多数手がけている日高徹氏が、Ｘ６８０００のオーソリティー西敬史氏と組み、シューティングゲームに必要なプログラムのノウハウを惜しみなく披露する。「他人のプログラムを分析し、そのノウハウを吸収することが、もっとも早い上達法である」という観点からも、西氏のオリジナルゲームである『ＹＢＣ』をサンプルに解説を進めている本書は、プログラムの裏側、生の構築法に触れることのできる、プログラマ必読の書といえよう。