価格: | ¥7700 |
著者: | 小川道雄 |
出版社: | 総合医学社 |
発行年月: | 2003年03月 |
ISBN: | 9784883781508 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
現時点では、分子生物学が臨床的に応用されているのは、がんの診断やその病態把握のみである、と思われがちである。しかし実際には分子生物学の手法は、そのまますでにCritical Careにも応用されている。その一つが感染症の診断や病態の解析であり、とくに培養困難な微生物の迅速診断にはきわめて有用である。さらに遺伝子工学の進歩は、多数のリコンビナント物質の臨床応用を可能としている。本書では、最新の情報を取り入れるように努めるとともに、章のはじめに「本章のポイント」をおいて、Critical Careに携わる多忙な医師が分子生物学の重要な事項を短時間で理解できるように整理した。