９８年、創業１００周年を迎えた熊谷組は、当初からの優れたトンネル技術の実績を基に、かつては必ず「土木の〜」という形容を冠せられた。しかし、７８年に超高層新宿野村ビルを単独施工し、建築部門でもその技術力の高さを立証。以来、建築受注も大幅に増え、今や名実ともに大手総合建設会社としての地位を確立した。そんな熊谷組を支えるモノ造りの心を忘れないプロたち。彼らの素顔に迫る。