スターバックスは驚くべき成長を遂げてきた。1992年以来、同社の株価収益率は五千パーセントを達成している。同社はお客様ひとりひとりとの絆を築くことに注力しながら、ビジネスを成長させ、利益を生み、従業員の志気を高め、お客様に愛される企業に成長した。本書には、「フォーチュン」誌が「世界で最も愛される企業」と呼ぶスターバックス社独自の知恵と人間主体の哲学が詰まっている。著者はスターバックスの従業員の言葉を紹介しながら、同社の成功は、従業員(パートナー)がお客様ひとりひとりのために作りだす「スターバックス体験」によってもたらされたものであることを明らかにしている。