ここはせかいいちおいしいとひょうばんのレストラン。あるひのよる、メニューのなかのハンバーグやオムライスたちが、なにやらいいあらそっています。「ぼくのにんきはすごかったなぁ」「わたしだってみんなのにんきものよ」みんなじぶんがいちばんおいしいとおもっているのです。そこへスプーンがやってきて…。真夜中のレストランでくりひろげられる、楽しさいっぱい、おいしさいっぱいの物語。