ノモンハン戦車戦で関東軍はソ連軍に壊滅させられるところを満州帝国の重戦車に救われたが、関東軍参謀辻政信少佐は、満州帝国の軍備が戦車どころか、超秘密兵器まで開発していることに驚愕した。満州軍の軍備増強目的は、満州帝国の真の独立と、日米開戦に対して日本を救うことだった。満州帝国の黒幕は甘粕正彦。そして部隊を率いるのは清朝の末裔、東洋のマタハリと呼ばれる川島芳子。ついにハワイ奇襲に成功した日本連合艦隊は、勢いに乗じてミッドウェーへと向かった。