価格: | ¥7700 |
著者: | 尾崎るみ |
出版社: | 港の人 |
発行年月: | 2007年06月 |
ISBN: | 9784896291780 |
種類: | 全集・双書 (港の人児童文化研究叢書) |
在庫状況: | 在庫あり |
近代の黎明期、明治女学校と『女学雑誌』によってキリスト教的な“フェミニズム”を主張した、エリート女性=若松賤子の評伝。評論で“女性の権利”を説き、名訳『小公子』で“子どもの人格”を尊重したが、結核のため三十一歳で召天。本書は、樋口一葉とならぶ輝かしくも非運の人生を丁寧に掘り起こし、克明に描ききった労作。