価格: | ¥1100 |
著者: | 栗田尚弥 |
出版社: | 有隣堂 |
発行年月: | 2011年12月01日頃 |
ISBN: | 9784896602104 |
種類: | 新書 (有隣新書 69) |
在庫状況: | お取り寄せ |
一九四五年八月三〇日、連合国軍最高司令官マッカーサーが厚木飛行場に到着し、日本占領が開始された。市街地の大半が接収された横浜には、占領軍を統括する米第八軍の司令部が置かれ、相模原、横須賀など、戦前最大の「軍県」であった神奈川県下の軍都も、基地の街へと変貌した。現在一四の米軍基地・施設を抱える神奈川県は、本土随一の「基地県」である。神奈川県の米軍とはどのようなものであり、人々に何をもたらしてきたのか?戦後六〇年以上に及ぶ米軍基地との関わりを、自治体史編纂に携わってきた研究者五人が、幅広い分野から跡づける。