価格: | ¥3520 |
著者: | 佐原徹哉 |
出版社: | 有志舎 |
発行年月: | 2008年03月 |
ISBN: | 9784903426129 |
種類: | 単行本 (国際社会と現代史) |
在庫状況: | |
ボスニア内戦は、1990年代のヨーロッパで「民族浄化」と呼ばれる残虐行為やジェノサイドを現出させた。この内戦の本質は民族の怨念だったのだろうか?本書は、市民同士が突然「殺し合う」ようになった真の原因が、グローバリゼーションの圧力であったことを、ボスニア社会の構造と歴史から明らかにした。ボスニアで起こったことは、カオス化する現代社会に共通する病理であり、どこでも起こりうるのだ。我々はこの暴力の連鎖をどう断ち切るのか。