今からおよそ千年の昔、平安京で活躍した稀代の陰陽師・安倍晴明は、六代の天皇に仕え、陰陽道の秘法を駆使し、式神と呼ばれる使い魔を自由自在にあやつり、呪いや、魔物から天皇と御所を守ったスーパーマンでした。今、新たなミレニアムを迎える私たちは、伝説の晴明像に新鮮な命を吹き込むという夢を描きました。そして、想像の翼を広げて一つの物語を作り、晴明にならって一つの占いを編み出した。