価格: | ¥2750 |
著者: | 和田登 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2010年02月 |
ISBN: | 9784000222129 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
数々のヒットを飛ばした大正・昭和期の大メロディメーカー、中山晋平(一八八七ー一九五二)。「ゴンドラの唄」「シャボン玉」「証城寺の狸噺子」「あの町この町」「東京行進曲」「東京音頭」「船頭小唄」…。これらがすべて彼の曲だと聞けば、その幅広い才能に、改めて驚いてしまう。しかしその大作曲家も、かつては進路に煩悶する文学青年だった。では、彼はいつ、いかなるきっかけで、音楽の道を志したのか。晋平と同じ信州生まれの著者が、可能な限りの資料を博捜し、その等身大の姿に迫った。