価格: | ¥13200 |
著者: | 大山喬平 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2012年03月 |
ISBN: | 9784000242912 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
平成の大合併によって、「村」という地名が消えようとしている。日本社会にとっては、大きな歴史の転換点ではないだろうか。古代以来連綿と続いてきた日本のムラ(自然に成立した村落共同体)の歴史を古代の郷里制、中世の荘園制、近世の村落など制度上の仕組みとの関係(国ー郡ー郷ー里)に留意して、その持続性や生活の諸相、さらにはムラを支えてきた「神々」について論じた画期的論集。併せて、ムラの歴史を明らかにする基礎作業として、ムラの戸籍簿をつくることを提言する。