価格: | ¥1540 |
著者: | 山内 一也 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2023年08月07日 |
ISBN: | 9784000297219 |
種類: | 全集・双書 (岩波科学ライブラリー 321) |
在庫状況: | 在庫あり |
長らくインフルエンザウイルスの発見者は1930年代の英国グループとされてきた。だが、1918年に発生したスペイン風邪(インフルエンザの世界的流行)に際し、その病原体がウイルスであることを示していた日本人がいた。埋もれていた論文の著者山内保は、細菌よりも小さく「見えない」病原体に、どのようにして迫りえたのか。黄金期のパスツール研究所に連なる病原体の狩人たちの事績と人生をたどり、医学探究のドラマを描きだす。