価格: | ¥1320 |
著者: | 姜在彦 |
出版社: | 朝日新聞出版 |
発行年月: | 2008年02月 |
ISBN: | 9784022599391 |
種類: | 全集・双書 (朝日選書) |
在庫状況: | |
1601年マテオ・リッチはキリスト教と西洋科学を携えて北京入りし、中国・朝鮮で天文学、地理学が伝わっていく。一方、日本には1543年種子島に鉄砲が、49年には鹿児島にザビエルがやってくる。東アジアでキリスト教の排除、鎖国化が進められるなか、江戸幕府は洋学を容認、やがて『解体新書』に結実する。19世紀、東から、西から押し寄せるウェスタン・インパクトのなかで、アヘン戦争で門戸開放を迫られた中国と、黒船により攘夷から開国、維新を迎えた日本。しかし朝鮮の近代化は2国とはまったく異なるものだった。17〜19世紀、近代の目前に朝鮮では何が起こっていたのか。碩学による、思想史から考える東アジアの近代化。