三千年前古代エジプト。王の愛妾アナクスナムンと密かに愛し合った大神官イムホテップは、その罪ゆえに極刑ホムダイに処された。生きながらミイラにされるこの刑には、恐るべき呪いがかけられていた。この刑を受けた者が再び地上に解き放たれると、エジプトに“十の災い”をもたらす力を備えるというのだ。時は過ぎ、１９２３年。考古学者エヴリン、盗掘者リック、そして一攫千金を狙うジョナサンは、伝統の古代都市ハムナプトラを目指し、砂漠へ乗り出した。それが、想像を絶するような、強大で呪詛に満ちた力を解き放つ旅であるとも知らずに…。遙かなる三千年の時を超えた究極のホラー・アドベンチャー。