価格: | ¥836 |
著者: | 飯沼 賢司 |
出版社: | KADOKAWA |
発行年月: | 2014年03月25日頃 |
ISBN: | 9784044094607 |
種類: | 文庫 (角川ソフィア文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
東大寺の盧舎那大仏建立を契機に、九州宇佐の地から八幡神が入京した。名も知れぬ辺境の神は、なぜ突如歴史の舞台に登場し、日本の神と仏をつなぐ国家神となったのか。道鏡事件、承平・天慶の乱、鎮護国家や摂関政治体制の確立ー「託宣」という神の声を発しながら、各時代の政治と宗教に深く関わり、変容し続けてきた足どりを辿る。神仏習合の形成に着目し、謎多き「時を生きる国家神」の実像を解き明かす、新八幡神論!