価格: | ¥836 |
著者: | 大櫛 陽一 |
出版社: | KADOKAWA |
発行年月: | 2014年09月10日頃 |
ISBN: | 9784047316515 |
種類: | 新書 (角川新書) |
在庫状況: | |
日本では、血圧が「130」を超えると高血圧とされる。だが、これは絶対的なものではない。例えば2014年4月に日本人間ドック学会が「147まで正常値」と発表したように、血圧の基準値というのはいくつも存在しており、その中で130というのは「低い」設定なのである。そもそも血圧とは年齢別で考えるべきもの。血管は年齢とともに柔軟さを失うので、年長者になるほど体が血圧を高くして血液を流れやすくしている。130という低い基準値は、そうした血圧をも薬で下げるもので、悲劇を招くこともあるのだ。本書は、こうした「血圧130の常識の嘘」を説き、高血圧を36話で学ぶものである。