価格: | ¥811 |
著者: | 内田康夫 |
出版社: | 角川書店 |
発行年月: | 1989年04月 |
ISBN: | 9784047756083 |
種類: | 新書 (カドカワノベルズ) |
在庫状況: | |
ルポライターの浅見光彦は、長野・佐田教授らと共に後鳥羽上皇遺跡調査のため、隠岐中ノ島に来ていた。だがそこで、“血の字の祟り”があると話をしていた小野老人が溺死体となって発見された。その上、佐田も謎の怪死を遂げたー。時価数十億といわれる源氏絵巻は何処に。紀伊子が五反田の邸で会った老執事と小野老人の関係は?事件は四十数年前に遡り、そこに隠されていた意外な真相とは?後鳥羽上皇の怨念か、はたまた人々の欲望の所産なのか。さしもの怪事件も、浅見の名推理によって、解決の糸口がみえ始めるが…。伝奇ロマン・ミステリー完結編。