価格: | ¥990 |
著者: | 高貫布士 |
出版社: | Gakken |
発行年月: | 2008年01月 |
ISBN: | 9784054036482 |
種類: | 新書 (歴史群像新書) |
在庫状況: | |
欧州の連合国軍は、ヨーロッパとシベリアに次いで、黒海方面の戦線を策定した。バルカン半島で唯一の中立国トルコへの軍事援助と黒海周辺のソ連主要都市の攻撃であった。まず、セバストポリ要塞に対する日米英仏の戦艦群による艦砲射撃と瑞鶴・翔鶴およびイラストリア級空母2隻の空爆が展開された。また、この戦線にはM26パーシングとM36ジャクソン戦車駆逐車を中心とした強力な部隊である戦車第4師団が内地から投入された。だが、スターリンもこの方面の重要度は認識しており、JS重戦車中心の戦車部隊を投入し応戦する。かくして覇権をめぐる戦火は、最終局面へと突入した。