価格: | ¥1540 |
著者: | 伊吹 契/大槍 葦人 |
出版社: | 星海社 |
発行年月: | 2015年03月13日頃 |
ISBN: | 9784061399136 |
種類: | 単行本 (星海社FICTIONS) |
在庫状況: | |
ロザが、殺人を犯したー。調律師・朝倉冬治は、永峰あきらの義父・殿村秀臣の殺人と機巧体管理法違反の容疑で逮捕収監され、世間にはアリスに対する批判の嵐が吹き荒れる。資産家・喜田、探偵・三ツ橋らの尽力で幸いにも釈放される冬治だったが、世間から身を隠すことを余儀なくされ、依然としてロザの行方は知れないままだった。そんな中、ある女性が冬治への接触を試みる。その女性とは、アリスの開発者・千早響子博士。ロザの行方を知るという彼女の口から語られるのは、アリスの誕生にまつわる、哀しき物語だった…。幾多の断片は互いに絡み合い、ロザへと収斂する。果たして冬治は、“あきらの心”を救うことができるのか?頼もしき仲間たちの助けを得て、物語は終幕へとひた走るー。伊吹契×大槍葦人のタッグが贈る“未来の童話”、ここに完結ー。