価格: | ¥1922 |
著者: | 西木正明 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 1994年04月 |
ISBN: | 9784062069014 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
「ごくふつうの人が、実は間諜にいちばん向いているのですよ」1902年、若き小説家・二葉亭四迷は、明石元二郎少佐にロシアの内情調査を命じられ、ウラジオストックに潜入した。そこでは樺太から来たひとりの男が待っていた。ブロニスワフ・ピウスーツキ。ポーランド独立のためにロシア皇帝・アレクサンドル三世爆殺を計画し、流刑になったポーランド人だ。日露戦争前夜のウラジオストック、ハルビン、北京。歴史に翻弄される男と女を描く長編スパイ小説。