価格: | ¥2090 |
著者: | 渡邉 義浩 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2021年02月12日頃 |
ISBN: | 9784065223796 |
種類: | 全集・双書 (講談社選書メチエ) |
在庫状況: | 在庫あり |
孔子の言葉は一日にして成らず。春秋時代の弟子たちが残した師の言行は、口承で、あるいは竹簡や木簡によって紀元後に伝えられた。それはさらに時を経て、前漢から宋、江戸時代の日本に至るまで、儒教の思想家たちの強い意志と意図とともに編纂、継承され、ついに『論語』は東アジア最大の古典としてつくりあげられた。鄭玄、何晏から朱子までの儒家、江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠らはあるべき聖賢の思想をいかに追い求めたか。『論語』テキストの系譜を、ひとつの思想史として描き出す!