価格: | ¥1980 |
著者: | 外池 昇 |
出版社: | 講談社 |
発行年月: | 2024年01月15日頃 |
ISBN: | 9784065344644 |
種類: | 全集・双書 (講談社選書メチエ) |
在庫状況: | 在庫あり |
伝説の初代天皇は、幕末・明治期にその存在感を高めた。江戸幕府が定めた神武天皇陵は、孝明天皇の意志で改められるが、本居宣長の異説には支持者が多く、疑念はくすぶり続ける。水戸藩主・徳川斉昭の嘆きと、幕末の能吏・川路聖謨の解釈。文人画家・富岡鉄斎が描いた「御陵図」の心象風景。橿原神宮の創建に尽力し、決裂した民間勤王家・奥野陣七。お雇い外国人は、「神武天皇祭」に冷徹な眼を向けたー。現代にいたる「神武天皇」と日本社会をとらえ直す。