価格: | ¥715 |
著者: | 佐藤 愛子 |
出版社: | 小学館 |
発行年月: | 2018年03月07日頃 |
ISBN: | 9784093523325 |
種類: | 単行本 (P+D BOOKS) |
在庫状況: | 在庫あり |
若き妻と夫の機微を描いた著者初期の意欲作3編。「ソクラテスの妻」は1963年度の芥川賞候補になった秀作。著者自身がモデルとされた作品で、浮世離れした夫の行状に手を焼く妻の苦労が描かれる。「二人の女」もまた芥川賞候補となり、親友をモデルにした「加納大尉夫人」は1964年度の直木賞候補となった。いずれもユーモアと深いペーソスに彩られた、色あせることのない珠玉の一冊である。