価格: | ¥1980 |
著者: | 山本 孝文 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2018年01月22日頃 |
ISBN: | 9784120050435 |
種類: | 単行本 (中公叢書) |
在庫状況: | |
高句麗、百済、新羅が並び立ち、長期にわたって激しい抗争を繰り広げた三国時代の韓半島。今日も至るところに残る石積みの山城は、当時の緊迫した状況を物語っている。同じ頃、海を隔てた古墳時代の日本列島では、畿内を中心に広域にわたって前方後円墳が築造されていた。それぞれに巨大な建造物を築いた二つの社会は、どこが共通し、どこが異なったのか。本書では百済と新羅、そして近年、日本列島との深い関わりがクローズアップされている加耶と栄山江流域を取り上げ、相互比較の観点から二つの社会の特質を浮き彫りにする。