価格: | ¥858 |
著者: | 白石良夫 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2010年11月 |
ISBN: | 9784121020833 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
古語とは何か。「明治維新以前の言葉」ではない。江戸時代には『源氏物語』の言葉が、平安時代には『万葉集』の言葉が古語であったように、今後も書き換えが続いていくのである。江戸中期、初めて「古典をその時代の言葉で読む」方法が確立する。賀茂真淵、本居宣長らによって夥しい古語が読まれ、解釈され、『万葉集』や『古事記』は庶民に近くなる。その過程で生まれた仮説や誤りの謎を解き、言葉の本質を考える。