価格: | ¥968 |
著者: | 堀啓子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2014年09月 |
ISBN: | 9784121022851 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
江戸後期、大岡越前の裁判小説が人気だったように、日本人は元来、謎解きが大好きだった。だが、ポーの「モルグ街の殺人」にはじまるミステリーが受容され、国産の推理小説が定着するためには長い茨の道が必要だった。黒岩涙香による本邦初のミステリー、探偵小説でデビューした泉鏡花、『新青年』と横溝正史、社会派という新ジャンルを切り開いた松本清張や「日本のクリスティー」仁木悦子まで、オールスターで描く通史。