価格:¥501
著者:丸谷才一
出版社:中央公論新社
発行年月:1988年03月01日頃
ISBN:9784122015043
種類:文庫 (中公文庫)
在庫状況:
高度経済成長以後、男は泣かなくなった。泣くと笑われるようになった。男が泣くことを肯定するのは日本文学の伝統で、英雄は臆面もなく泣くことで英雄となり、男の涙はヒロイックであることの必要条件であったのに。この大転換の意味を問う「男泣きについての文学論」のほか、「司馬遼太郎論ノート」「大岡昇平」「王朝和歌二首」など、切れ味の鋭い評論10篇を収める。
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