価格: | ¥641 |
著者: | 村上元三 |
出版社: | 徳間書店 |
発行年月: | 1988年09月01日頃 |
ISBN: | 9784195986004 |
種類: | 文庫 (徳間文庫) |
在庫状況: | |
旧幕時代、南町奉行所同心であった加田三七は明治四年、湯島で蕎麦屋を始めた。だが、蕎麦屋の旦那で収まる三七ではない。界隈で事件が起これば、警察に頼まれもしないのに、かつての輩下・幸助を従え探索に飛び出す始末。そんな三七のもとに、土蔵の白壁に幽霊が出て母の様子が変だど、遊廓の息子が妙な話を持ち込んだ(「幻の像」)。文明開化の世を舞台に私設探題を自任する加田三七・捕物そば屋事件簿18篇。