| 価格: | ¥3740 |
|---|---|
| 著者: | 中野 円佳 |
| 出版社: | 大月書店 |
| 発行年月: | 2026年05月28日頃 |
| ISBN: | 9784272350667 |
| 種類: | 単行本 |
| 在庫状況: | 予約受付中 |
東京大学博士課程に在籍していた8研究科・男女54名、女性限定公募実施10大学・採用者14名へのインタビュー調査から見えてきた、アカデミアに根深く残るジェンダー・ギャップ。その実相を描き、解消に有効な方策を提示する。
はじめに(中野円佳)
第1章 日本の女性研究者の現状(久保京子)
1 女性研究者の割合
2 女性研究者の増加という社会課題に関わる政策
3 研究・教育の現場で女性が抱えている困難
4 まとめ
補論1 「パイプラインの水漏れ」現象はどう議論されてきたか(中野円佳)
第2章 六八人の人生からーー研究の方法と対象者(中野円佳)
1 東大博士課程出身者調査
2 女性限定公募調査
3 質的研究の意義
第3章 女性博士課程大学院生の研究室ネットワークにおける困難(久保京子)
1 大学院に着目する理由
2 女性学生の研究室ネットワークへの参加を阻害する要因
3 男性学生との関係
4 女性学生の研究室ネットワークへの参加を促す要因
5 まとめ
第4章 なぜアカデミアを離れたのか(中野円佳)
1 博士課程修了後、アカデミアに進まなかったケースを分析する
2 三つの径路
3 三つの径路から見えること
第5章 ライフイベントの中の困難と、それをどう回避し、乗り越えるか(九鬼成美)
1 ライフイベントとキャリアの関係
2 ライフイベントの中で何が研究を継続するうえで困難とされるか
3 キャリアの困難をどう回避し、乗り越えるか
4 まとめ
第6章 女性限定公募は解決策になるか(中野円佳)
1 解決策としての女性限定公募
2 女性限定公募を活用した大学・部局への調査
3 女性限定公募で採用されるという経験
4 岐路に立つ女性限定公募
補論2 女性限定公募をめぐる賛否(中野円佳)
補論3 米国大学の女性研究者支援事業(木原友紀)
第7章 大学は何をすべきか/してきたか(中野円佳)
提言1 FD(ファカルティ・デベロップメント=教員向け研修)の強化・意識改革を
提言2 環境整備・組織風土の改善を
提言3 ネットワーキングが有効
提言4 大学院生・若手研究者の経済的不安払拭を
提言5 女性を増やす施策の説明責任を
おわりに(中野円佳)