価格: | ¥1320 |
著者: | 末木 文美士/小栗栖 健治/ほか |
出版社: | 宝島社 |
発行年月: | 2021年07月09日頃 |
ISBN: | 9784299018717 |
種類: | 新書 (宝島社新書) |
在庫状況: | |
人は死ぬと三途の川を渡り、閻魔大王の裁きを受け、殺生、盗み、邪淫、嘘、邪見などの生前の悪業によっては地獄に堕ちるという地獄のものがたりは、日本人なら誰でも一度は聞き覚えがあるはず。『地獄草紙』『餓鬼草紙』から『十王図』『六道絵』『北野天神縁起』、さらに『立山曼荼羅』『熊野観心十界曼荼羅』まで。日本に伝わる阿鼻叫刊の地獄の模様を描いた国宝、重文の地獄絵をベースに、なぜそのような残虐な情景が描かれたのか?日本人は何を恐れ、何に救いを求めてきたのか?そこに秘められた意味を解き明かす。