価格: | ¥1047 |
著者: | 道尾秀介 |
出版社: | 幻冬舎 |
発行年月: | 2008年10月 |
ISBN: | 9784344009318 |
種類: | 新書 (Gentosha novels) |
在庫状況: | |
ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たのは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で頭から血を流す仏像。しかも翌日には、仏師の一人が消えていた。道尾は、霊現象探求家の友人・真備と、真備の助手・凛との三人で瑞祥房を再訪。数日後、さらに仏師が一人、工房の天井に血痕を残して消える。「二人はもう生きていない」と呟く先代房主。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とは?それは呪われた仏像と、どんな関係が。