父亡きあと、母とひっそり暮らすパルナソスの王女ゾリーナ。彼女のもとに、ビクトリア女王から縁談がもたらされた。しかし、相手は６０に近いリオシア国王とは。憤りを覚えるゾリーナのもとに使者として現われたのは、彼女がひそかに想いをよせる男性、ルドルフだった。-『王女ゾリーナ』。極秘の任務を終えてコーザンに着いたドロゴはロープをつたって家を抜け出そうとしている娘、セクラを助けることになった。暴動の中からくも逃げのびた２人だったが、革命が起きたことを知ると、セクラはドロゴに告げた。自分がコーザンの王女であることを…。-『愛の革命』。