価格: | ¥768 |
著者: | 笹沢左保 |
出版社: | 祥伝社 |
発行年月: | 1987年01月 |
ISBN: | 9784396202262 |
種類: | 新書 (ノン・ノベル) |
在庫状況: | |
千早芙美子は18歳のとき、2人の人間を刺殺し、以来逃亡中の身であった。処女を弄んだ星岡三郎と人妻八ツ橋真理を密会中に襲ったのである。13年半ぶりに上京する決断を下した芙美子は、東京への機中で、真理の夫待彦と出会う。だが、意外にも待彦は、芙美子の時効完成までの逃亡援助を申し出たのだった。やがて、2人は愛し合うようになるが、謎の男が出現、殺人事件が発生し、待彦にその容疑がかかった。彼のアリバイを証明できるのは芙美子だけ。だが…。斯界の第一人者が息づまるサスペンスと意表を衝く結末で『霧の中の天使』に続き放つミステリー・ロマン巨編“霧”シリーズの第2弾!