価格: | ¥1210 |
著者: | 柴田奈美 |
出版社: | 星雲社 |
発行年月: | 2003年09月 |
ISBN: | 9784434036460 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
子どもが保育園や幼稚園での生活を終えて、小学校の教育を受け始めると、その教育課程や学び方の違いから、戸惑うことが多い。このことは、保育園や幼稚園は子どもの具体的な活動を通して、総合的に指導がなされることが中心であり、小学校は教科等の指導が中心としてなされるという認識で捉えられてきたことに起因する。そのため、もっと教育課程において幼(保)・小を接続させ、子どもの学びに連続性をもたせることが重視されてきた。国語科の場合、保育園や幼稚園の生活の中で読み聞かせの児童文化財として活用されていた絵本を教材とすることが、その実践例として挙げることができる。本書では、幼(保)・小の連携という視点で、「絵本」を研究対象として考察を試みた。