価格: | ¥1760 |
---|---|
著者: | 今木 智隆 |
出版社: | ダイヤモンド社 |
発行年月: | 2024年02月29日頃 |
ISBN: | 9784478118450 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
近年ビジネスの現場では、DX、DXと呪文のように騒がれるようになっている。しかしDXは本当に魔法の武器なのだろうか?
現場からは、「仕事量が異常に増えているだけで成果が上げにくくなっている」という悲鳴が聞こえてくる。例えばSNSを取ってみても、ツイッター、facebook、インスタグラム、youtubeと配信先だけが4倍に増えているが、売上も4倍に増えているとはとても言えない。
最悪なのはポップアップ広告で、ユーザーの顰蹙しか買っていない。なぜそこにお金をかけるのか? DXという手段にだけ囚われて、本来の顧客を見失っているのではないか。
近年、若者の間では、「ホスト沼」「ギャンブル沼」のように際限なく何かにハマって抜け出せなくなるさまを「沼」と呼ぶのが流行っているが、これはまさに「DX沼」ではないか?
デジタルマーケティングのコンサルである著者が、DXの成功例と失敗例を上げながら、丁寧にわかりやすくDX改革のコツを解説する。
第1章:疲弊するDXの現場
DXで仕事ばかり増えて、売上が増えない謎
デジタルでは、お客さんの姿が見えなくなる
データサイエンティストはいなくていい
第2章:データ活用の誤解
汚れたデータは何件あっても意味がない
無駄に複雑なことをするな
無目的に分析するな
専門家に丸投げするな
データを取ろうとし過ぎるな
第3章:正しいデータ分析の手法と目的
あなたの会社は何を売っているのか
顧客はどんな風に行動するのか
上司の説得は、ユーザーにさせる
自社の顧客はどこにいるのか
SNSに力を入れすぎない
顧客はどこからやって来ているのか
第4章:売上を作るための深掘りと改善施策
購買に繋がっていない施策をしていないかチェック
自社サービスの特徴を比較表に落とし込む
裏取りをして、説得力を高める
比較サイトやインフルエンサーにアプローチする
消費者は嘘をつく
まず改善すべきは入口
売りは「作る」
出口となるカートの改善は、定石がある
第5章:デジタル広告を攻略する
最低限押さえておくべき、広告の基礎知識
成約に繋がっている広告はどれか
検索連動型広告を攻略する