価格: | ¥1430 |
著者: | 蓮實 重彦 |
出版社: | 筑摩書房 |
発行年月: | 2023年02月13日頃 |
ISBN: | 9784480511591 |
種類: | 文庫 (ちくま学芸文庫 ハー1-10) |
在庫状況: | 在庫あり |
いつ炸裂するかわからない時限爆弾として映画があるとするならば、ジャン=リュック・ゴダールの作品はいかなる条件のもとにそうであるのか、あるいはそうでないのか。映画批評的/映画史的差異を捉えた者だけに現れる問題が存在するー。最初の長編『勝手にしやがれ』から遺作『イメージの本』まで、稀代の映画作家が置かれ続けた孤独。撮ることと観ることとのいまだ決着のつかない闘争の場に対峙してきた著者は、「映画はもはやゴダールなど必要としていない」と断じる勇気を持てと訴える。新たなる孤独の創造のために。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補した決定版論集。