価格: | ¥9611 |
著者: | 稲垣進一/悳俊彦 |
出版社: | 東京書籍 |
発行年月: | 1991年10月01日頃 |
ISBN: | 9784487752720 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
徳川300年の鎖国時代。閉塞された時空のなかで、ユーモアとウィットに富んだ痛快な狂画を描いた画家がいる。浮世絵師・歌川国芳。彼の残した数々の狂画のなかには、現代の漫画家の作品をはるかに凌ぐ「笑いの文化」がつめ込まれている。まさに抱腹絶倒。抑圧された江戸庶民のエネルギーが、一つひとつの作品からほとばしっている。本書は、幕末最大の漫画家ともいえる奇才・国芳の狂画の世界を一挙に紹介。現代の漫画の原点となる貴重な作品を収録している。浮世絵・美術愛好家のみならず、ユーモアの世界を忘れかけた現代人・必見の書だ。