価格: | ¥1430 |
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著者: | スティーヴン・J.ザロガ/高田裕久 |
出版社: | 大日本絵画 |
発行年月: | 2001年02月 |
ISBN: | 9784499227407 |
種類: | 単行本 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ) |
在庫状況: |
ソ連のT-34中戦車は、1941年6月のドイツのソ連侵攻で初めて実戦に投入された。火力と装甲防御、走行性能を見事に兼ね備えたその姿はドイツ軍に衝撃を与え、対戦車兵器の早急な改善のみならず、ティーガーやパンターなどの開発をも促すことになる。しかし、T-34が革命的な傑作戦車と呼ばれるまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。本書はT-34中戦車シリーズから、76.2mm砲を搭載したT-34/76を取り上げ、粛清の嵐が吹き荒れるなかでの設計開発、バルバロッサ作戦におけるソ連側から見たT-34の実状と敵ドイツ兵の証言、ソ連各地の工場で製造されたバリエーションの数々、構造とメカニズムを紹介。さらに、T-34/85やスターリン重戦車が登場するまで、ティーガー戦車を撃破できる唯一の戦闘車両だったSU-85をはじめとする、派生型についても解説する。