ビジネス界を代表する人々と豊富な接点をもち、企業経営の動向に詳しい経済学者が、価格、マーケティング、流通、競争、戦略、消費などをめぐる企業の豊富な事例を紹介。価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、行動経済学、産業組織論などのミクロ経済学の基本コンセプトが現実のビジネスにどう応用されているのか、また、応用できるのか、やさしく、たっぷりと解説。経済学を土台にしてビジネスを見れば、企業や人々の行動、政策の動きをより「深く」「広く」理解することができます。また、ビジネスの世界での事例をミクロ経済学の素材として提供することで、より血の通った経済学を学ぶことができます。普通の経済学の本、経営学の本では得られない知識、考え方が身につく、まさに一挙両得の画期的なテキストです。AI、IoT、ビッグデータなどIT・デジタル化、破壊型イノベーション、ネットビジネスやサブスクリプションなどのビジネスモデル、また気候変動問題などの話題も盛り込み、さらにゲーム理論や行動経済学など経済学の進展を踏まえて、内容を刷新。