価格: | ¥4180 |
著者: | 岡崎伸郎 |
出版社: | 日本評論社 |
発行年月: | 2020年07月06日頃 |
ISBN: | 9784535984950 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
筆者は医療保護入院制度の今後を考える前提として、相模原事件が起きる前の議論の到達点にまで立ち帰るべきであると主張する。私たちが今なすべきは、家族等同意の是非を含む精神保健福祉法二〇一三年法改正時の白熱した議論を“解凍”して再び熱くすることである。日本人は“忘却の民”であると揶揄されることもあるが、これはほんの数年前の話なのだ。二〇一三年法改正という原点。そこには医療保護入院をめぐる今日的課題がほぼ出尽くしている。