価格: | ¥726 |
著者: | 山岸俊男 |
出版社: | PHP研究所 |
発行年月: | 2000年06月23日頃 |
ISBN: | 9784569611747 |
種類: | 新書 (PHP新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
違法駐車、いじめ、環境破壊等々、「自分一人ぐらいは」という心理が集団全体にとっての不利益を引き起こす社会的ジレンマ問題。数々の実験から、人間は常に「利己的」で「かしこい」行動をとるわけではなく、多くの場合、「みんながするなら」という原理で動くことが分かってきた。この「みんなが」原理こそ、人間が社会環境に適応するために進化させた「本当のかしこさ」ではないかと著者は考える。これからの社会や教育を考える上で重要なヒントを与えてくれるユニークな論考。