価格: | ¥1760 |
著者: | タモラ・ピアス/本間裕子 |
出版社: | PHP研究所 |
発行年月: | 2007年07月 |
ISBN: | 9784569686172 |
種類: | 単行本 (女騎士アランナの娘) |
在庫状況: | |
伝説の女騎士、アランナを母に、王国のスパイを束ねる元盗賊の王、ジョージを父にもつアリー。スパイになりたいと願いながらも両親に認めてもらえず、家を飛び出したアリーだったが、途中で海賊に捕まり、敵国コパー諸島に奴隷として売り払われてしまう。売られた先は、王の寵愛を失い離島へ追放されたバーリタン家。一家に奴隷として仕えることになったアリーは、ある日、きまぐれな神キプリオスと出会う。神は言った。「おまえが、バーリタン家の子どもたちを夏のあいだ生かしておけるか、賭けをしよう」なぜ神はアリーにそんな賭けを申し出たのか。一家には、どんな秘められた謎があるというのか。アリーはその謎をつきとめるべく、神との賭けに乗った。じつはコパー諸島には、先住民族“ラカ”と征服民“ルアリン”との血塗られた歴史があった。そして“ラカ”たちのあいだには、いつの日か「約束されし者」が現れる、という言い伝えがあった。この島で、なにかが起ころうとしているのだ。ついに幕は切って落とされた。アリーの待ち望んでいた冒険が、いまはじまる。