価格: | ¥927 |
著者: | 鹿住槇 |
出版社: | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発行年月: | 2015年04月 |
ISBN: | 9784596744364 |
種類: | 新書 (ハーレクイン・ラブシック) |
在庫状況: | |
遺産相続の際に、死んだ父に愛人がいたことが発覚する。女性は三年前に他界し、父の別宅には高校生の息子、優斗がいるだけだった。俊之は一目で強く惹かれるが、腹違いの弟への歪んだ想いを認めまいとした。しかし、実は愛人の連れ子と知り、ある疑いを抱き始める。「なんで親父は、赤の他人と三年も暮らしてたんだ」優斗の無意識に誘うような眼差し、仄かに香る媚態。まだ中学生だった子供の身体に夢中になって、父は年甲斐もなく溺れたのではないか、と。妻や息子がいることも忘れて。彼を欲しくなるのは、そのせいだ。男を知っている彼がいけないんだ。こんな妙な気持ちにさせるのは…。「君は親父の愛人だったのか」疑惑が確信に変わったとき、俊之は禁忌の扉を開ける。