価格: | ¥8800 |
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著者: | ダニエル・ジョナ・ゴールドハーゲン/望田幸男 |
出版社: | ミネルヴァ書房 |
発行年月: | 2007年11月 |
ISBN: | 9784623039340 |
種類: | 全集・双書 (Minerva西洋史ライブラリー) |
在庫状況: | 在庫あり |
1990年代中頃に「ゴールドハーゲン論争」を巻き起こし、ドイツ歴史学界の激しい批判を浴びつつも、ベストセラーとなったホロコーストに関する問題書の全訳。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは「アウシュヴィッツ絶滅収容所」に象徴されるように、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅をめざして、組織的に差別・迫害・殺害の限りを尽くした。本書では、ユダヤ人大量虐殺の現場、これを遂行した「普通のドイツ人」の動機や心情など、学術的史書では後景に隠されがちな情景が、重苦しいばかりの記述となって再現されている。本書を「逸脱の書」と評するか、「告発の書」はたまた「警醒の書」と見るか、いまなお論議は終わっていない。