価格: | ¥2776 |
著者: | 細川涼一 |
出版社: | 吉川弘文館 |
発行年月: | 1987年12月01日頃 |
ISBN: | 9784642026550 |
種類: | 全集・双書 (中世史研究選書) |
在庫状況: | |
叡尊・忍性・覚盛らの顕密仏教改革派の律僧が、鎌倉時代後期に行なった社会的活動については、近年、さまざまな形で注目を浴びている。本書では、この律宗の社会的活動を、葬送活動を底辺で支えた斎戒衆、女性の社会的地位の低下の中で尼寺での単身者としての生活に活路を見出した尼、律僧でありながら融通念仏を広め、壬生狂言の開始者とされた導御などを例に具体的に探る。