価格: | ¥12100 |
著者: | 小山聡子(日本史) |
出版社: | 吉川弘文館 |
発行年月: | 2013年08月05日頃 |
ISBN: | 9784642029131 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
呪術を常識とした平安後期から鎌倉前期、他力信心の重要性を説いた親鸞の信仰は、貴賎を問わず人々の生活と結びついた呪術といかなる関係だったのか。親鸞自身の病気治療や来迎観などを考察し、師法然やその門弟、親鸞の家族、子孫らの治病の様相や臨終行儀への姿勢から、信仰の実態に迫る。彼らの教えを「異端」とする従来の研究に一石を投じる。