価格: | ¥3300 |
著者: | 石井修道 |
出版社: | 臨川書店 |
発行年月: | 2013年02月11日頃 |
ISBN: | 9784653039938 |
種類: | 全集・双書 (唐代の禅僧) |
在庫状況: | お取り寄せ |
江戸時代より『参同契』を離れて石頭希遷の面目無しと言われてきた。その偏向した呪縛を解放して、本書は『祖堂集』によって石頭禅の核心に迫った新たな試論である。では、石頭禅の核心とは何か。石頭の「己霊をも重んぜず(自己向上)」の語に端的に表現されていると確信する。敢えて一言にまとめるならば、自己完結を拒否しつづけた禅者ということになろう。